
デイトレードで勝つためには、銘柄選定が重要です。
そのために活用するのが「ボリューム分析」「テクニカル指標」「ニュースやファンダメンタル分析」の3つのスクリーニング手法です。
それぞれの手法には特徴があり、うまく使いこなすことで、利益を上げる確率をグッと高めることができます。
この記事では、初心者でも実践しやすい方法を中心に、3つの手法を分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
このページで分かるデイトレのこと
手法1: ボリューム分析を活用したスクリーニング

デイトレードでは、取引量(ボリューム)が非常に重要な指標となります。高い取引量は、市場で注目されている銘柄を示し、トレンドの継続性を裏付けることが多いため、スクリーニングに役立ちます。
ボリュームの重要性
デイトレードで成功するためには、銘柄の取引量、いわゆる「ボリューム」をしっかりと見極めることが重要です。高い取引量を持つ銘柄は、活発に取引されており、市場における注目度が高いことを意味します。このような銘柄は流動性が高く、スプレッド(買値と売値の差)が狭いため、取引をスムーズに進めやすい特徴があります。例えば、スプレッドが広いと、エントリー時に支払うコストが増えてしまうため、短期間で利益を上げるデイトレードには不利です。
さらに、取引量が急増することは、新たなトレンドが始まる兆しを示唆する場合があります。例えば、ある銘柄の取引量が過去数日間の平均を大きく上回ったとき、その銘柄は投資家の注目を集めている可能性があり、今後大きな値動きが期待できるかもしれません。
ボリューム分析を使った銘柄選定方法
ボリューム分析を用いた銘柄選定方法の一つとして、過去30日間の平均取引量を基準に、ボリュームが急増している銘柄を見つける方法があります。例えば、ある銘柄の取引量が過去30日の平均の3倍以上に増加している場合、その銘柄は「注目銘柄」としてスクリーニングする対象となります。急増した取引量は、通常、重要なニュースやイベントをきっかけにしていることが多く、短期間で株価が大きく動く可能性が高いです。
例えば、ある企業が新製品を発表した直後、その企業の株価は大きく動くことが予測されます。この時、取引量が急増すれば、その動きに乗るためのチャンスと捉えることができるのです。
手法2: テクニカル指標を利用したスクリーニング

テクニカル分析は、過去の価格や取引量に基づいて、将来の株価の動向を予測する方法です。デイトレードでは、迅速な判断が求められるため、テクニカル指標を活用してトレンドの強さや反転の兆候を見極めることが重要です。
RSI、MACD、移動平均線の活用
テクニカル指標は、デイトレードでの短期的な価格変動を予測するために非常に有効です。RSI(相対力指数)は、株価が過熱しているのか、過小評価されているのかを判断するために使います。RSIが70以上の場合、その銘柄は過熱状態であるとされ、反転が起きやすいと予測されます。逆に、RSIが30以下の場合、その銘柄は過小評価されており、反発の可能性が高いと言われています。
例えば、ある銘柄のRSIが70を超えた場合、過熱している可能性があり、売りのサインとして捉えることができます。逆に、RSIが30を下回った時、売られ過ぎている状態であるため、買いのチャンスと考えることができます。
RSI:70%以上 | 【過熱状態】反転が起きやすい |
RSI:30%以下 | 【過小評価】反発の可能性が高い |
MACD(移動平均収束拡散法)は、短期的なトレンドの強さを測る指標です。MACDラインとシグナルラインが交差することで、トレンド転換のサインが現れます。例えば、MACDがゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜ける)を形成した場合、買いのシグナルとして解釈されます。
さらに、移動平均線(MA)を使用して、長期的なトレンドの方向を把握します。短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回った場合、上昇トレンドが強いサインとして、逆に下回った場合は下降トレンドが強いサインとなります。
指標に基づく銘柄の選定手順
例えば、RSIが30を下回った銘柄を見つけ、その後MACDがゴールデンクロスを形成した場合、このタイミングで買いのシグナルが点灯します。このように、RSIとMACDを組み合わせて分析することで、より精度高くトレンド転換を予測できるのです。
具体的な手順としては、まずRSIが30を下回った銘柄をリストアップし、次にその銘柄がMACDのゴールデンクロスを形成した時点でエントリーするという流れです。このように、異なる指標を組み合わせて銘柄を選定することで、より信頼性の高い取引が可能になります。
手法3: ニュースやファンダメンタル分析を活用したスクリーニング

デイトレードでは、企業の決算発表や新たな製品発表、経済指標などのニュースが株価に大きな影響を与えることがあります。これらのファンダメンタル要素を考慮に入れたスクリーニングも有効です。
ニュースや企業の決算情報
デイトレードでは、企業のニュースや決算発表が株価に大きな影響を与えることがあります。例えば、大手企業が市場予想を大きく上回る決算を発表した場合、その企業の株価は急騰することがあります。また、業界全体のニュースや経済政策の変更が、特定の銘柄に大きな影響を与えることもあります。
例えば、テクノロジー企業が新しい革新的な製品を発表した場合、そのニュースは市場に大きな影響を与え、株価が急上昇することが予測されます。また、政府が新たな規制を発表した場合、その規制に関連する企業の株価が影響を受けることもあります。こういったニュースをリアルタイムで把握し、素早く反応できることがデイトレードの成功に繋がります。
ファンダメンタル分析を活用した銘柄選定方法
ファンダメンタル分析は、企業の財務状況や市場の動向を分析する手法です。例えば、株式ニュースサイトや経済速報を活用し、特定の銘柄が注目されている理由を調べることが重要です。業界にポジティブなニュースが流れた場合、その業界に関連する銘柄をスクリーニングすることで、利益を得やすくなります。
例えば、ある自動車メーカーが環境に優しい新技術を発表した場合、その企業やその業界全体の株価が上昇する可能性があります。このようなポジティブなニュースが流れると、その業界に属する他の企業の株価も上昇することが多いので、業界全体を注視し、関連銘柄を見つけることが有効です。
デイトレードの成功するために
デイトレードの成功には、適切な銘柄選定が欠かせません。ボリューム分析、テクニカル指標の活用、ニュースやファンダメンタル分析を組み合わせることで、より精度の高いスクリーニングが可能となります。これらの手法を駆使して、自分自身のトレードスタイルに合った銘柄を選定し、成功を手に入れましょう。
デイトレードはスピードが命ですが、冷静な分析と計画的な行動が求められます。手法をしっかり学び、実践を重ねることで、確実に成長できるはずです。
またスクリーニングのもう一つの手段として、、利用者が多そうな株情報サイトが配信している銘柄情報を参考にしておくのも全然アリだと思います。
ご自身で選んだ銘柄がもし株情報サイトでも配信されていたら、より自信につながりますよね?
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