デイトレーダーとして株で稼ぐ為に知っておいた方がいいと思うことはいくつかありますが、デイトレは日々の積み重ねなので“いかにコツコツ利益を積み重ねていけるかどうか”というところが大切になってくるかと思います。
基礎知識を身につけて、デイトレードで一日5000円でもプラス収支をコツコツと稼ぐことが出来れば…。
そうお考えの方のために、デイトレードで一日5000円稼ぐために知っておいた方がいいと思うおすすめのテクニックや、おすすめの裏技テクニックなどをご紹介したいと思います。
このページで分かるデイトレのこと
株のデイトレで1日5000円稼ぐのにおすすめのテクニック5選
株のデイトレで1日5000円稼ぐのにおすすめのテクニックとして挙げられるのが以下の5つ。
- ① 銘柄選び
- ② 値動きがあって出来高が多い銘柄の値幅を狙う
- ③ ロスカット(損切り)のルールを決めておく
- ④ 考え方や基礎知識を身に付けた上でトレードを行う
- ⑤ 1日の流れや見ておく指標などを決める
それぞれ重要になってくるのでひとつずつ解説していきます。
① 銘柄選び
デイトレはその日のうちに取引を完結させる取引手法なので、デイトレで毎日利益を出していくことを考えると、狙う銘柄は必然的に“流動性がある(値動きがある)銘柄”になりやすくなります。
- 値動きが大きい銘柄
- 出来高が多い銘柄
- 値動きが少ない銘柄
- 出来高が少ない銘柄
「値動きが少ない銘柄」よりも「値動きが大きい銘柄」の方がデイトレには向いていると言えます。
例えば、1日の値動きが1円しかないような「値動きが少ない銘柄」でも、5,000株買って1円上がったところで売れれば+5,000円の利益。
しかし、「値動きが少ない銘柄」はなかなか思うように約定しなかったりで思わぬ下落に巻き込まれ大きな損益を出してしまう可能性もあります。
動かなければその日のうちに利益確定ができない場合も。この辺りは実際にトレードしてみると分かってくるので経験も必要かもですね。
株価が1円上がった際に売り抜ける1ティック抜き(1円抜き)は見てるとなんとなく簡単そうに見えるかもしれません。
ただこのやり方はロスカットのルールを決めないと、1円上がると思って買ったはいいけど下がる一方で1円も上がらない、なんてことになると、ロスカットしきれずに上がるのを待ってしまって結局損失…というケースも起こり得ます。
また株価によっては手数料損となってしまいかねないので、低位株やボロ株での1円抜き狙いは初心者の方にはあまりおすすめしません。
※手数料損は取引では利益が出ているのに、手数料を合わせると損失になっている場合のこと。
つまりは、「値動きが大きい銘柄」の方が利益確定しやすいんです。
また、出来高(売りと買いが成立した売買の数)が少ない銘柄も思うように約定しなかったりするのでデイトレ向きの銘柄とは言えません。
なのでデイトレはまず“値動きがあって出来高が多い銘柄を選ぶ”のが大切になります。
日頃の出来高が少なく、値動きがあまりない銘柄の中にも割安感があり業績がいい銘柄はたくさんあるかと思います。
そうした銘柄は決算期待で上げてきそうなタイミングなど、“物色人気が強まってくるタイミング”を見計らうことが大切な感じでしょうか。
デイトレは“その日の値動き”を狙うトレード手法となるので、売買が活発に行われていて“その日のうちに狙える買いと売りのタイミングがある銘柄”をしっかりと選ぶのが大切です。
② 値動きがあって出来高が多い銘柄の値幅を狙う
デイトレーダーの方は日々の「出来高上位銘柄」や「値上がり率上位銘柄」や「値下がり率上位銘柄」などに注目されていたりするかと思いますが、なぜそういう銘柄に注目するかというと、“動きがある銘柄の値幅を狙おうとしているから”です。
デイトレで利益を出していきたいと思われる方は、こうした“投資家心理を読むこと”も大切。
出来高が急増し勢いがある銘柄は売買が活発に行われるので、早い段階で入れれば動きがあるうちに損益を確定しやすいので、デイトレしやすい銘柄と言えます。
値上がり率上位銘柄は大きく続伸してくることもあれば、翌日大きく急落することもあるので、デイトレ向きの銘柄とは言えますが、順張り(トレンドに沿った取引)ならば下げた時にどう対応するか前もって決めた上でトレードするようにしましょう。
値下がり率上位銘柄は翌日も大きく続落することもありますが、翌日大きく買い戻されることもあります。
トレンドと反対の取引をすることを「逆張り」と言いますが、逆張りをする際は移動平均線との乖離率や底打ち感などをみた上でトレードするようにしましょう。
デイトレーダーの多くの方は“大きく株価を上げた銘柄”や“大きく株価を下げた銘柄”の分足チャートに注目しトレードされていたりするかと思いますが、株初心者の方はまず値動きがある銘柄の1分足の動きをただ眺めてみることから始めてみるのもいいかもしれません。
1分足チャートを見つつ「ここで買い」などイメージしトレードの練習をしてみると、どのタイミングで売買すると勝率が高いなどが分かってくるかもしれません。
また、デイトレは想定通りに株価が動けばいいですが、“想定と違う動きとなった時にしっかり対応できるかどうか”が大切です。
デイトレでコツコツ利益を出していきたいと思う方は、“ロスカット(損切り)をどうするか”を前もって決めておくようにしましょう。
③ ロスカット(損切り)のルールを決めておく
デイトレでしっかりと利益を堅実に積み重ねていこうと思われるならば、“ロスカット(損切り)の大切さ”を何より先に学び、ロスカット(損切り)のルールをトレードする前に予め決めておくことをおすすめします。
例えば株価が100円だとして、90円を割ったらロスカットする、などを自分で設定しておくこと。ロスカットの後株価が100円以上になってしまったとしても割り切ることも仕方がないと大事だったりします。
あくまで一例なので、ロスカットは中長期的な投資スタンスとデイトレやスイングなどの短期投資とで考え方が変わってきます。
ただデイトレは短期的な動きを見込み取引を行うわけなので、見込みと違った動きとなり損失が出た場合は、“損切りの速さ”も大切になってきます。
デイトレードにおけるロスカット(損切り)のルールについては、個人投資家で有名な「B・N・F」氏もロスカットの大切さについて色々と話されています。
“大事なのは損切りを早くすることでしょうか。僕自身は、想定より下がった場合には、上がるまで待つことはせず、早めに損失を確定させています。”
「B・N・F」氏はセクターごとに乖離率の特徴や目安などを設けた上で買いで入られていたようですが、「B・N・F」氏はロスカット(損切り)のタイミングについて“想定より下がった場合”と話されています。
「B・N・F」氏のように自分の感覚で上手く取引できる自信がない方は、前もってロスカット(損切り)のルールを“買った株価から何%下げたら”と決めておくといいかと思います。
デイトレは少額資金で上手い人のトレードを真似してみることから始めてみるのもいいかと思いますが、「B・N・F」氏のような株クラ界でカリスマトレーダーとして知られている人が残している名言や格言は勉強となることが多いかと思うので、色々と目を通してみることをおすすめします。
個人的に株初心者の方が読んでおいた方がいいのではと思う「B・N・F」氏の発言をいくつか挙げておきます。
“相場に自分の思いは一切通用しません。「ここまで儲けたいから、これだけ買う」という考え方は必ず失敗します。”
“厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが「売り時」。これが分からないから、傷口を広げてしまう。”
“自分の資金が少ないならばそういった銘柄をいつまでも持って資金拘束されるよりも上昇していく銘柄に乗り換えた方が資金効率がイイと思います。”
“短期売買って、そのときの精神状態にすごく左右される。利益を出していれば簡単に損切りできるけど、大損した後に損切りするのはすごく難しい。”
“特に一日損切りが遅れただけで致命的な損失を被るような相場だから、自分としてはとにかく大損だけはしないように心がけました。だからトヨタショックの日もチャート的に中途半端だったから買わなかった。大損すると流れが悪くなって、そこから元に戻すのは大変なんです。”
“一方で、売り気配から始まるのが当たり前の相場環境だったから、損切りの大切さを最初に覚えられた。”
株取引で成功されている方の名言や相場格言などに目を通すと、トレードは考え方やメンタル面が大切だというのが分かるのではないでしょうか。
損失を出さずにトレードし続けることなどまず不可能なので、損失をなるべく膨らませてしまわないように早めのロスカットを心掛けるようにしましょう。
損切りできないでいると、その分だけ資金を拘束され次のチャンスを逃しかねません。
大きな損失を出してしまうと、その分を取り戻すのが大変になってきますし、取り戻さないといけないという意識が焦りに繋がり冷静なトレードを出来なくなるかもしれません。
“ロスカット(損切り)の大切さ”はなるべく早い段階で学ぶようにしましょう。
④ 考え方や基礎知識を身に付けた上でトレードを行う
株取引は基本的に「安く買って高く売る」か「高値で売って安値で買い戻す」ですが、“そろそろ上がるかも”みたいな希望的観測でトレードして勝ち続けれるものではありません。
多くのトレーダーは「移動平均線」「移動平均乖離率」「上値抵抗線」「下値支持線」「分足」「日足」「週足」「月足」「一目均衡表」「雲」「RSI」「ボリンジャーバンド」「パラボリック」等を見るなどして、チャートを分析した上で「買い判断」や「売り判断」を行っているかと思います。
チャート分析ができなければ利幅を狙うための値動きの予測もできません。
“自分は短期投資なんで上がると思ったら買うし、下がると思ったら売るだけです。持っている株よりもさらに上がりそうな株があったら、迷わずに乗り換えます。ちょっと損しているとか、利益がどれだけあるとかは考えられない。そういうのを気にしてると、チャンスを失っちゃうんで。”
「B・N・F」氏は“上がると思ったら買うし、下がると思ったら売るだけ”と簡単に話されてますが、“上がると思う理由”や“下がると思う理由”があった上でトレードされていたかと思います。
「B・N・F」氏の言葉は実際にトレードし経験を積み重ねた上での言葉だと思うので、考え方や基礎知識をなるべく身に付けた上で、しっかりと買う理由や売る理由を説明できる投資判断を行っていくようにしましょう。
基本的に株価を上げる銘柄は「買い材料」がある銘柄で、売られ株価を下げる銘柄は「売り材料」がある銘柄ですが、上がる要素が多く揃った銘柄をトレードした方が勝率は高くなるかと思います。
なので「一か八か」のトレードではなく、冷静に銘柄を絞り売買のタイミングを見計らいトレードしていくようにしましょう。
デイトレは実際にトレードしていくことでコツを掴めてきたりするかと思いますが、デイトレは値動きがある銘柄をトレードするので、1分足、5分足、10分足、15分足などを見て素早い投資判断を身に付けれるよう心掛け実戦を重ねるようにしましょう。
考え方や基礎知識を身に付ければ、あとは口座を開設し実際にトレードしていくだけかと思いますが、あとは“どういう流れでトレードを行っていくか”であったり、“どういう情報をトレードを行う上で見ておいた方がいいか”などでしょうか。
⑤ 1日の流れや見ておく指標などを決める
例として「B・N・F」氏の1日の流れを参考にしてトレーダーの1日の流れについて書いてみたいと思います。
“朝は8時15分に起きて、先物相場の動向や、米国株の状況を確認したりします。もちろん、マーケットスピードで、扱っている銘柄の株価情報も見ます。”
“9時になったら、注目している銘柄の売り時や買い時を見つけて、取引するだけです。”
“午前の取引が終了する11時過ぎに遅い朝食をとって、午後も同じように取引をします。”
“15時を過ぎたら、その日のニュースをネットで確認。”
“1時間ほどその日の反省をしますが、16時以降は株のことは考えないようにしています。”
マーケットスピードは楽天証券のトレーディングツールです。
投資情報が豊富で使い勝手がいいので、デイトレードをしようと思われている方は楽天証券での口座開設がおすすめかもしれません。
もっと早く起きて注目する銘柄を探される方もいるかと思いますが、大体相場が開く1時間前ぐらいから「先物相場の動向」や「米国株の状況」や「為替」などを見て、その日の見通しを立てられる方が多いのではないかと思います。
「デイトレーダー」と聞くと1日中取引しているイメージを持たれる方もいるかと思います。
でも実際は、前場後場の寄り付き、また前場引け、大引け前の30分~40分の間に出来高が集中することが多いので、この時間帯だけを狙ってトレードされる方もいるかと思います。
サラリーマンと違い、デイトレは少ない時間でも行えるのが魅力の一つではないでしょうか。
取引を重ねていると“寄りで買い戻されそうな銘柄”や“寄り付きで大きく売られそうな銘柄”など、その日の値動きに注目したい銘柄が自分なりに見つけれるようになってきたりするかと思います。
あと、見ておく指標はいくつかあるかと思いますが、“日本株の動きに連動してきている指標”はなるべくチェックしておくようにしましょう。
“アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。手本にしていただく手法なんて、本当にないんです。”
「B・N・F」氏は“手本にしていただく手法なんて、本当にないんです”と謙遜されていますが、「アメリカやヨーロッパ、アジア株の動き」や、「為替や先物」や「米雇用統計」など、しっかりと日本株の動きに連動してきている重要指標をチェックした上で投資判断を行われています。
まだトレード歴が浅い方や株初心者の方は難しく感じられたりするかと思いますが、株取引でしっかりと利益を積み重ねていきたいと思われるならば、“重要指標を確認する習慣”をしっかりと身に付けるようにしましょう。
株のデイトレで1日5000円稼ぐおすすめの裏技テクニック
それでは最後にデイトレで1日5000円ほどの利益を狙っていきたい方におすすめの裏技テクニックを紹介したいと思いますが、ここまでの内容を踏まえデイトレで利益をしっかりと出していくことを考えると、
- 具体的に利益に繋がりそうな銘柄をどう選べばいいのか?
- 流動性(値動き)があって出来高が多い銘柄をどう狙うのか?
ということになってくるかと思います。
これはデイトレに限った話ではなく、結局のところ株取引は“利益に繋がる可能性が高い銘柄を上手く見つけトレード出来るかどうか”が重要です。
そこでおすすめの裏技として紹介したいのが、“利用者が多そうな株情報サイトが配信している銘柄情報を上手く活用する”というテクニックです。
個別銘柄に関する情報や最新のマーケット情報などを無料で配信している株情報サイトはデイトレとの相性がとてもいいと思うので、まだこうした株情報サイトを活用しないでトレードされている方は、株用のメールアドレスを登録して、日々配信される情報を試しにでも一度チェックしてみることをおすすめします。
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